『プチ紳士を探せ!』 | 徒然なるままに~ブライダルのあれこれ

『プチ紳士を探せ!』

先日、山ちゃん会では初めてお会いした方、初めて知った情報もあり、短い時間ではありましたが、とても有意義な時間でした。

熊本の阿蘇から来られていたかたからは、「阿蘇 福の神」というものがあることを教えていただきました。

地中から発掘された350~400年前のものと推定されるお地蔵様です。俵の上に鎮座され、「富くじ」を数えるお姿から、宝くじに当たると評判が評判を呼び、静かなブームとなっているそうです。

阿蘇には旅行で行ったことがありますが、これは知りませんでした。今度訪れる機会があれば是非拝見しお参りさせていただきたいです。


そして、今回、中日新聞※や名古屋タイムズにコラムを書いていらっしゃる、志賀内さんとおっしゃるかたにお目にかかりました。

名古屋タイムズで反応してしまったのですが、子供の頃は中区丸の内1丁目に住んでおり、名古屋タイムズのすぐ近くでした。中日新聞は、もちろん物心ついたときから読んでいます。

夏休みにはタモと虫かごを持ってバッタやトンボ、ヤゴ取りに名古屋城のお堀端に行っていました。その行き返りに中日新聞の1階ロビーにあったウォータークーラーで冷たい水を飲むのが恒例でした。当時は、まだ冷房も一般家庭にはなく、ペットボトルなんてものもありませんでしたから、水筒を持っていくか、会社にあるウォータークーラーの水を飲ませてもらうのが、子供にとってはとても贅沢な喜びでした。

ちなみに、当時通っていた御園小学校への通学路にある会社には、ウォータークーラーのところに粉末のオレンジジュースが置いてあり、分団※の皆は持っている給食用のコップに入れてジュースを作って飲んでいました。今思えば、仕事中にドヤドヤと小学生の集団が入ってきてジュースを飲んでいくことを許してくれていた会社も凄いですよね。地元の子供たちとはいえ、今なら考えられません。



そんなことはどうでもいいのですが、この志賀内さんが、『プチ紳士を探せ!』という運動をしていらっしゃputi います。

『プチ紳士』とは本当に小さなことでも見返りを期待せず行い、人を気持ちよくさせたり喜ばせたりすることのできる人です。例えば、「エレベーターで下りる時、後の人のために“閉”のボタンをさりげなく押しておりる」とか。大人に限らず、子供でも「給食の時、友だちがミートボールを落とした時、ティッシュで拾ってあげ、残りのティッシュを使いなよとあげた」等、本当に小さな善意なんです。こうした善意の行動を知ったり、自分も行うことで、その輪を広げていこう、思いやりでいっぱいの世の中をつくろうという運動です。

早速、私もサポーターズクラブに入らせていただき、その輪を広げていこうと思っています。

ブライダルでは、お客様への接客態度やサービスが非常に重要されます。それは、お客様に対してだけではなく、普段から「当たり前のことが当たり前にできる」ことが必要です。前出のようなこともそうですし、さりげない心配り、細やかな気配りが大切です。そういうことも授業の中で伝えていかなくてはなりません。ご結婚式では、新郎新婦だけでなく、そこに集う皆様が笑顔で幸せそうな表情にあふれています。『笑顔や幸せは伝染する』とよく言っています。本当にその通りです。お客様からたくさんの幸せや喜びを分けていただき、こうして長くブライダルの仕事が続けてこられました。

学生たちにはもちろん、研修やレッスンでお会いする企業のかたがたにも、今後お伝えしていこうと思います。

詳しくはこちらのHPをご覧ください。 http://www.giveandgive.com/index.htm

志賀内さんのコラムは、昨日の中日新聞朝刊、県内版のページに「ほろほろ通信」として掲載されていました。愛知県のかたはお読みください。とてもいい話が紹介されていますよ。


【解説】

中日新聞・・・名古屋で最も読まれている新聞。折り込み広告が多く、主婦はこれを見て献立を決めたり買うものを決める。価格を比較して買うところを決める等、なくてはならない毎日の必需品。私の教えていた中学校で新聞を使った授業をしたとき、   99%が中日新聞を持ってきていました。ちなみに名古屋人は朝刊のみで、夕刊はあまり取らない。理由は、ニュースはテレビで分かるし、次の日の朝刊を読めば事足りる。夕刊は広告が多い。もったいない等‥。

分団・・・同じ地域の小学生が集団で登下校する際のグループのこと。分団と呼ぶのは、全国的なことだと信じていましたが、どうも違うということを最近知りました。